三条市は7日、新たに三条市消防本部職員1人の新型コロナウイルス感染を発表。これで同本部の職員の感染は5人になった。
感染がわかったのは、市内在住の30代男性。4日から翌日午前8時半までが最終勤務日で、市民との接触はなく、PCR検査を行った。5日に発熱があり、6日に医療機関を受診して検体を採取し、抗原検査の結果、陽性とわかった。
三条市消防本部では、5日に1人、6日に3人の感染が確認され、これで職員の感染は5人目。今回、感染がわかったのは救助業務に従事する職員。
同本部では、日勤18人と24時間の交代勤務が31人ずつ62人の80人が勤務している。感染がわかった5人は、いずれも1月で言えば偶数日の勤務。感染した5人以外の同じ当番日の職員はすべて2週間の自宅待機となり、職員の不足分は分署や分遣所の職員を回して対応している。
今回、感染がわかった5人目もこれまでと同じ偶数日の勤務だったから良かったが、奇数日の感染者が出ると奇数日の勤務者もすべて自宅待機となり、業務を回せなくなるだけに、奇数日からは感染者が出ないことを祈るばかりだ。