7日から9日にかけて年末年始を上回る寒波が予想されているが、新潟県県央地域では7日早朝まではそれほど強い雪や風にはなっていない。
三条市では6日は夜になって気温が上がり、7日未明に4.5度まで上がった。午前7時の気温は1.7度。風は6日深夜から強まったが、7日未明がピークで最大瞬間風速13.0メートルを記録したが、それほど強い風にはなっていない。
降雪も少なく、午前7時の市街地は道路にシャーベット状の雪が積もったていどで車の流れもスムーズだった。
新潟地方気象台は7日午前6時19分、県内の広い範囲に暴風雪警報を発表したが、県央地域の市町村には発表していない。
午前5時34分の発表では、8日にかけて低気圧が急速に発達しながら千島近海に進み、10日ごろにかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となり、新潟県では暴風雪や高波、大雪による交通障害に警戒を呼びかけている。
日本海には前線を伴った低気圧があり、東へ進んでいる。7日は、低気圧が急速に発達しながら北日本へ進み、8日朝には千島近海に達する。その後は10日ごろにかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みで、新潟県の上空には強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる。
7日から10日ごろにかけて、山沿いに加えて平地でも警報級の大雪となる所があり、7日午前6時から8日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、下越で平地40cm、山沿い70cm、中越で平地50cm、山沿い70cm、上越で平地50cm、山沿い70cm、佐渡で20cm。