株式会社なごみ(本間俊明代表取締役・新潟県燕市水道町2)は、同社が運営する高齢者介護施設「なごみケアセンター」のデイサービス利用者1人の新型コロナウイルス感染を7日に公表したのに続き、9日、新たに職員1人の陽性がわかったことをホームページで公表した。
これまでの経緯、対応を時系列を追って詳しく公表した。7日に利用者が陽性とわかったのとは別にこの日の夕方、自主的にPCR検査を受けたケアセンターのデイサービス職員1人の陽性がわかった。そのため、併設のショートステイの営業を縮小し、隣接する別棟のトレーニングデイサービス「なごみの歩」を閉鎖した。
8日は保健所からPCR検査を受けた職員14人全員が陰性と報告があった。同時に7日に陽性とわかった職員に関連したPCR検査の対象となる利用者が21人と連絡があり、対象利用者の唾液によるPCR検査を翌9日に実施することになった。
9日は午前からPCR検査対象の利用者様の検体採取し、保健所へ届けた。検査結果は遅くとも11日午前中には判明するという。すでにPCR検査で陰性となった14人の職員は、デイサービスを再開に向けて利用者の安心を担保するため、営業再開前に会社として再度、14人全員のPCR検査を行う。
同社では対応が日々、変わっていることに「不安をいだかせる状況となっておりますことに誠に申し訳なく思っております」とし、理解を求めている。