大雪が続いて積雪で道路事情が極端に悪化していることから,新潟県三条市は1月12日午後9時ごろから翌13日午前7時ごろまで夜を徹して三条地区と栄地区の全除雪路線でこの冬初めての圧雪はぎと拡幅を中心とした除雪を行う。駐車車両があると作業ができないので、路上駐車をせず、外出も控えるよう市民に呼びかけている。
ことしに入ってから年末年始の大雪で三が日は毎日、さらに8日以降も毎日、全市いっせい規模の除雪を行っているが、除雪が間に合わず車がはまってしまうほど圧雪ででこぼこになっている所や路肩に除雪した雪が積もって道幅が狭くなった所が多くなっている。
このため車が動けなくなったり、すれ違えなくなったりして各地で深刻な渋滞が発生している。12日朝の通勤時間帯は会社までふだんなら30分ていどの道のりが何時間もかかったという人も目立った。
幸い冷え込みも緩みんだことから、渋滞が発生しないようこのタイミングで圧雪はぎと拡幅を集中して行うことにしたもの。で、委託している除雪車両約180台をフル投入して徹底的に道路環境を改善する。