「大寒」20日の新潟県三条市の日中の最高気温は2.2度にとどまり、平年より2度以上低く、明け方も−2.0度まで下がる厳しい冷え込みだったが、青空が見えることもあった。
午前6時までの1時間に0.5ミリの雨量を記録したが、正午過ぎには日が差すこともあった。風は弱く比較的、穏やかだった。県のまとめでは、20日午後3時の三条市の積雪は45センチ。
しかし、21日朝は厳しい冷え込みに見舞われそうだ。気象庁の予報では、21日の新潟市は晴れるが、朝の予想最低気温は−6度。8日の−3.7度を下回るこの冬いちばんの冷え込みとなりそうだ。
20日は1年で最も寒さが厳しくなることされる「大寒」だが、翌21日朝は文字通りの「大寒」に見舞われそうだ。
県央地域の市町村では、住民に水道管の凍結などに注意するよう呼びかけている。弥彦村は注意を呼びかけるメールを配信し、気温が−4度に以下になると水道管が凍結し、水が出なくなったり、管が破裂したりするため、凍結させないよう、水道管や蛇口には発砲スチロール製の保湿剤や布などを巻き付ける、凍結防止ヒーターを取り付ける、水道管や給湯器等の水を抜くといった対応を呼びかけ、凍結したら蛇口を全開にしてタオルをかぶせ、上からゆっくり約50度のぬるま湯をかけるようアドバイスした。