21日の新潟県三条市は、朝方に−5.9度まで気温が下がるこの冬いちばんの厳しい冷え込みだったが、日中はずっと青空が広がって最高気温は5.6度と平年を1度ほど上回った。
朝方は雲ひとつない快晴。夕方になって地平線近くに雲が見えたが、日の出から日没まで日が陰ることはなく、日照時間は6日の7.7時間を上回る9.3時間だった。
ついこの前まで白魔と呼びたくなるほど生活を圧迫した大雪で地表を覆った雪も、快晴の空の下では一転して穏やかに優しく映った。
県のまとめでは三条市の21日午後3時の積雪は42センチ、加茂市は43センチで雪解けは進まなかった。ただ、21日発表の気象庁の週間予報では、向こう一週間は、気圧の谷や寒気の影響で、曇りや雨の日が多く、最高気温、最低気温は、平年より高い日が多く、かなり高い日がある。天気はあまり良くないが、気温が上がって雪解けが進みそうだ。