三条市の中心市街地拠点施設「TREE」(仲之町)が制作した地元CMがこのほど吉本興業株式会社主催の地元CMコンテスト「JIMOT CM REPUBLIC 2020年度」で全国グランプリを受賞した。
「JIMOT CM REPUBLIC」は、今回で第11回となった沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」の関連イベントとして行われている。全国47都道府県の人が世界中に地元の魅力を伝えるためのCMをつくって応募するコンテンスト。今回は「みらいへつなぐ、じもとのちから。」をテ ーマに、全国から 200 作品以上の応募があったなかで最高賞1点のグランプリに選ばれた。
TREEの受賞作品のタイトルは「若い力が次世代へ繋ぐ新潟の未来」。県内各市町村の若者からのメッセージ動画をつなぎ合わせた動画で、周りとつながり、力を合わせることで地域の課題を解決したいという思いを込めた。30秒の動画。
受賞理由は県内の各市町村の若者たちが力を合わせて、未来に向けて課題を解決して いこうという強いメッセージが伝わる動画であり、コンテストの趣旨である「みらいへつなぐ、じもとのちから。」をいちばんに表現した作品だったため。表彰式は昨年12月5日にオンラインで行われ、後日、トロフィーが授与された。
TREEは4日午後1時から三条市長を表敬訪問する。動画は沖縄国際映画祭の公式サイト(https://jimotcm.oimf.jp/#/boards/jimotcmall)で見ることができる。TREEの作品についての説明は次の通り。
【作品について】全国各地で少子高齢化が原因で起きてる課題は若い力が動かなければ解決できない!そんな思いで弊社は新潟県三条市の商店街に古民家を活用してカフェ・レストランTREEを運営しています。TREEには20代若者が多く来店し、そのおかげもあり、近所に次々と新しいお店がオープンし、次世代への商店街に未来を繋いでいってます。この動画では新潟各市町村の若者からメッセージを頂き、動画を「繋ぎ合わせる」事で一本の動画が完成するようになってます。周りと繋がり、力を合わせる事で地域の課題を解決できたら。という思いでこの動画を作成致しました。