8日、新潟県燕市の市立大曲八王寺保育園で給食に直径約2センチのリング状の金属片の異物が混入する事故があった。
午前11時50分ごろ、園児が給食を食べる前に「もやしの中華サラダ」に異物が混入していることに気づき、保育士に報告した。園児は異物を口に入れておらず、けがなどはなかった。
すぐに全園児へ同様の異物混入と健康被害の有無を調査したが、これらは確認されなかった。
市では異物の特定、混入経路、混入の原因を調査中。保護者へは異物のこの事故についてメールで報告した。
一方、大曲八王寺保育園には安全な給食提供に向けて、よりいっそう慎重に調理作業を進めるよう指導。市として園児と保護者に心配と迷惑をかけたことを謝罪している。
燕市では昨年9月にも市内中学校で給食センターが調理した給食に異物が混入する事故があった。また、ことし1月に茨城県鉾田市の市立小学校で立て続けに3件の異物混入が発生して大きな問題なっている。