「天神講(てんじんこう)」が行われている2月25日(木)まで「道の駅 国上」(新潟県燕市国上)で天神講菓子展が開かれており、「天神」と呼ばれる学問の神さま菅原道真や縁起物をかたどった菓子が販売されている。
道真の命日の2月25日に学業成就や合格祈願、子どもの健やかな成長を願う行事「天神講」は、全国各地で形を変えて伝承されている。燕市では道真が描かれた掛け軸を下げ、天神講用に作られた菓子を供えて祈る風習が受け継がれている。
同時に全国的に珍しい天神に供える菓子の製造が今も続いている。金花糖、粉菓子、生菓子などの種類があり、燕市では2010年から天神講菓子のPRに努めており、「道の駅 国上」での天神講菓子展は毎年恒例。ことしも大学センター試験に合わせて1月に合格祈願の天神講菓子の販売が行われ、あらためて今度は2月4日から本来の天神講菓子展が開かれている。
販売されている天神講菓子は市内の菓子店の9店舗と呉服店と「道の駅 国上」オリジナル商品を加えて50アイテム。道真のほか、エビ、だるま、招き猫、ニワトリ、タケノコなどをかたどった菓子や小さな金花糖の盛りかご、チョコレートの道真、ことしは黄身あんをつかった道真もお目見えした。価格は700円前後が中心。カラフルに着色されて春を呼ぶようなかわいい菓子ばかりだ。
「道の駅 国上」のオリジナル商品は恒例の「合格祈願米」(5合入り・555円)に加え、合格にあやかってゴマを入れた「合格祈願ごまもち」(500円)も販売。いずれも地元渡部にある天神をまつる菅原神社で祈とうしてもらってある。毎年、行っている道真の色紙を作るワークショップは新型コロナウイルスの感染防止のため中止したので、代わりに職員が製作した天神の色紙を1枚200円で販売している。
参加無料の道真の塗り絵コーナーは例年通り開設。ふだんから配布している燕市分水地区のマンホールカードは、落ちない、滑らないマンホールのふたに願かけしてもらおうと、合格祈願の袋に入れて配布している。問い合わせは「道の駅 国上」(電話:0256-98-0770)へ。