13日深夜に福島県沖を震源に最大震度6強を観測した地震について、14日午前2時までに県央地域では三条市と弥彦村が地震に関する情報を掲載した。
三条市は14日午後1時現在の情報を公開した。この地震で三条市内の栄地区で震度4、三条地区と下田地区で震度3を観測し、13日午後11時25分に第一次配備の警戒体制をとったが、14日午前1時に解散した。
被害の情報はない。東北電力によると栄地区で午後11時25分現在で約2,100戸、11時50分現在で約310戸が停電したが、14日午前0時40分現在では全戸の停電が復旧した。NTTによると栄地区の停電の影響で一部地域の電話が不通になったが、14日午前0時40分に全戸の電話が復旧した。
ほかに北陸ガス、栄ガス、水道は異常なし。JR新幹線と在来線は運行を停止しており、避難所は開設しなかった。
弥彦村は「23時08分頃に発生した地震について」のタイトルでホームページに弥彦村は震度3を観測したことを伝えた。地震による建物や人的被害があったら連絡し、今後の地震に備えるよう呼びかけた。