新潟県燕市は、県が15日に発表した燕市で新たに確認された新型コロナウイルス感染者3人はいずれも燕市立小池保育園の関係者で、これで小池保育園関連の感染者は29人になったと発表した。
3人とも先に感染が確認された患者の同居家族で、会社員の40代男女と10歳未満女性。また、感染者の発生で13日から臨時休校している燕市立燕東小学校は、保健所が学校関係者の濃厚接触者を特定してPCR検査を行ったがすべて陰性だった。
しかし、燕市教育委員会では市内の新型コロナウイルス感染状況をふまえて燕東小学校の感染確認から2週間は経過観察期間とし、これまで当分の間としていた臨時休校を23日(火・祝)までとし、臨時休校中に再度、検査を行って学校を再開するが、状況によっては休校を延長することもある。
燕東小学校を対象に東児童センターに開設している東児童クラブは、燕東小学校の臨時休校に伴って少なくとも燕東小学校と同じく23日まで休館する。
臨時休校中は、学級担任などから各家庭へ1日1回ていど電話連絡して児童の様子を把握し、学習の支援や生活上の不安について相談などを行うほか、児童が家庭で学習に取り組めるよう、学習状況に応じた教材を準備し、県や市で作成した学習支援動画などを活用して、児童の学習を支援する。
また、小池小学校の臨時休校と、小池小学校が対象の杉名児童クラブの休館はこれまで通り26日まで。