新潟県三条市主催の第5回手づくりしかけ絵本コンクールの作品展が19日から21日までの3日間、農村環境改善センターで開かれており、全国から応募のあった一般部門54、子ども部門5の計59の力作が並んでいる。
「しかけ絵本蔵書日本一」を掲げる三条市で毎年、開かれているしかけ絵本の全国公募展。応募は子ども部門で学校などのまとまった応募がなく、コロナ禍も災いしてか、昨年の一般部門60、子ども部門24の計84点より応募が3割少なかった。
応募作品は絵本作家のきむらゆういちさん、いしかわこうじさんを始め地元を含む9人の審査員が1月13日にリモートも駆使して審査し、一般部門は副賞に賞金100万円の最優秀賞をはじめ、優秀賞2点、入選2点、しかけ賞とストーリー賞を1点ずつ、子ども部門は副賞に図書カード1万円分の最優秀賞1点と優秀賞と入選を1点ずつ決めた。一般部門最優秀賞は例年通り複製を3冊作成し、三条市立図書館栄分館で蔵書する。
一般部門で、「さかなの味」で最優秀賞のロボフリーさん(静岡県)は昨年、しかけ賞を受賞している。コロナ禍で表彰式は中止した。
応募作品すべてが21日まで毎日午前10時から午後4時まで農村環境改善センターに展示、公開されており、このあと2月27、28日の午前10時から午後4時まで中央公民館、3月7、8日の午前10時から午後4時まで下田公民館で巡回展示される。受賞者は次の通り。
【一般部門】
【子ども部門】