大雪で枝折れしたモモの木の枝、約1千本が21日、「道の駅 庭園の郷 保内」(新潟県三条市下保内)に入荷。通常価格の3分の1の1本税込み150円で販売。3月3日の「ひなまつり」を前にひな人形とともにモモの花を飾りたいと考えている人に朗報だ。
「道の駅 庭園の郷 保内」では、これまでもひなまつりにあわせてモモの枝を販売している。つぼみのついた長さ1メートル前後の枝でふだんは1本450円で販売しているのが150円で手に入るのはうれしい。
ただ、花の色は咲いてみないとわからない。ひなまつりに開花を間に合わせるには、暖かい部屋に置いて置くなど、開花を早める工夫が必要だ。
この冬の記録的な大雪で、モモに限らず果樹は枝折れなどの大きな被害を受けた。ことしの収穫量が減少するのは間違いなく、そうした声を聞いて、折れた枝を販売して少しでも収入の足しにしてもらおうと値引きして大量に販売することにした。
消費者にとってはモモの枝を安く購入でき、一石二鳥だ。問い合わせは「道の駅 庭園の郷 保内」(電話:0256-38-7276)へ。