2月28日まで三条東公民館(新潟県三条市興野1)で、いずれも三条市下田地区(旧下田村)に関連した中浦歌舞伎写真巡回展と下田郷のいしぶみ巡回展「人々の暮らしといしぶみ」が開かれている。
中浦歌舞伎は、江戸時代後期に下田地区の中浦集落で始まったとされる。昭和で絶えてしまったが、懐かしの地元の名役者や舞台裏を撮影した写真パネル47点をはじめ、解説パネル11、衣装8、幕やのぼり4、台本6、小道具3、ちらし1、広報記事など6、DVD映像2の88点が展示されている。
白い壁いっぱいに広げて下げた、ツルや朝日が描かれた大幕も圧巻だ。いしぶみは、村内にあるいしぶみの写真に解説を加えたパネル18点が展されている。
中浦歌舞伎写真巡回展は27、28日とも午後2時半から展示解説、下田郷のいしぶみ巡回展は28日っご2時から座談会「下田郷のいしぶみ」が行われる。入場無料。