新潟県弥彦村が新型コロナウイルスワクチン接種の集団接種会場にする弥彦体育館で5日、弥彦村と県の共同で集団接種模擬訓練が行われるのを前に3日、従事者の従事者のリハーサルが行われた。
看護師15人、薬剤師3人、保健師2人、弥彦村の保健師6人と職員38人など60人近くが参加。全体で模擬訓練の趣旨と流れの説明のあと、担当エリアに分かれて5日の流れを確認した。
ワクチンを接種を受ける人は、会場も入ったらまず検温し、問診票に記入してこなかった人はその場で記入。アリーナで受け付け、問診、医師による診察を受けて問題がなければ看護師からワクチンの接種を受ける。接種は5つのブースに加えてベッドを備えた補助用がひとつある。
接種済証の発行を受け、健康観察区域で15分から30分、過ごしてから最終確認を受けて終わる。健康観察区域には、高齢者などいすに座って待つのが困難な人のために8つのテントを設置し、簡易ベッドを入れて横になって休める工夫をした。
弥彦村は県内でもいち早くワクチン接種プロジェクトチームを立ち上げてた。先に村民を対象に行った新型コロナワクチン接種の意向調査ではワクチン接種を90.0%のが希望している。
5日の模擬訓練は、老人クラブの高齢者など80人が被接種者となって午後1時から2時まで行われる。