新潟県三条市の中心地にある中央公民館をはじめ、丸井今井邸、図書館、歴史民俗産業資料館、体育文化会館の5会場で6日(土)、7日(日)の2日間、恒例のまちなか文化祭が開かれる。
中央公民館の講座やサークルの参加者の発表の場として毎年開かれている公民館文化祭を、より規模を大きくしてにぎわいのあるイベントにと2013年からまちなかのほかの施設と合同の「まちなか文化祭」として開かれている。
メインの中央公民館作品展は6日は午前9時から午後6時まで、7日は午後4時まで。作品展示をはじめ、コロナ禍による怒りや悲しみを紙に書いて丸めて的に思い切りぶつける的あてゲーム、血管年齢測定とその結果を基に保健師と栄養士が健康アドバイス、生涯学習相談。
日にち限定で、6日は午後1時半から大ホールイベントで市内の三条高校の合唱部とダンス部、第三中学校吹奏楽部が出演。午前10時から午後4時まで縁台将棋、Zoom体験講座、ラテアート体験ができるカフェ、7日は参加費500円のオリジナルストラップとスイーツデコのパフェ作りが行われる。
また、名誉市民小林ハル生誕120周年記念展が同時開催される。今の三条市に生まれ、盲目の越後瞽女(ごぜ)として知られたハルさんの生前のパネルや絵画を展示。さらに6日午後1時半から三条別院を会場にハルさんの弟子による瞽女唄の演奏会、7日は中央公民館で午前10時、午後1時半、4時半の3回、ハルさんの生涯を描いた映画「瞽女 GOZE」の上映会が開かれる。いずれも参加は無料。
丸井今井邸では三条市の金工作家、須佐真さんによる純銀アクセサリー製作体験のワークショップで、4,000円で参加できる。図書館では6日午前9時半からカレンダー&手帳プレゼント、7日は図書館キネマとして午前10時から『海よりもまだ深く』、午後2時から『日本の昔ばなし 4 ぶんぶく茶釜』ほかを上映する。
歴史民俗産業資料館では「さんじょう遺跡物語 遺跡発掘調査速報展」を開催中で、6日午後2時から展示説明。体育文化会館は文化芸術の一番星デッサン教室作品展を開催中だ。
まちなか文化祭に関する問い合わせや申し込みは生涯学習課(0256-32-4811)へ。