三条信用金庫120周年の1千万円の寄付で移動式プラネタリウム (2021.3.12)

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三条信用金庫(西潟精一理事長・本部:新潟県三条市旭町2)は12日、創立120周年記念事業として三条市が2012年度の開館を目指す図書館等複合施設の備品、移動式プラネタリウムの購入費として三条市に1,000万円を寄付した。

三条信用金庫の西潟理事長(左)と滝沢三条市長
三条信用金庫の西潟理事長(左)と滝沢三条市長

三条信用金庫はこれまでも創立から10年刻みの節目ごとに三条市に寄付を行う社会貢献を行っている。創立80周年で大崎山にサクラ2,000本の植樹、90周年で三条商工会議所建設資金、100周年でカーブミラーを三条市内54基をはじめ店舗のある県央地域の市町村に124基、110周年で東北大震災の被災者支援にそれぞれ寄付している。

今回は三条信用金庫から三条市に1,000万円の寄付を申し出て、三条市は移動式プラネタリウムの購入費に充てることにした。移動式プラネタリウムは、空気で膨らませる直径8メートルほどのテントのようなエアドームに星空を投影し、一度に40人ほどが鑑賞できるものを想定している。

図書館等複合施設の多目的ホールの科学教育センターの備品とし、必要があるときに設置して活用する

午前11時半に西潟理事長が市役所を訪れ、滝沢亮市長に目録を手渡した。西潟理事長は120周年を迎えて「日ごろ地域の方にお世話になっていることで、なにか地域の方のお役に立てばと三条市に寄付することを決めた」と話した

滝沢市長は「複合施設の目玉とし、市内各地いろんな所に回るので、子どもたちのみならず多くの人たちから自然科学にふれてもらい、三条市の教育に役立たせていたただきたい」と話した。

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