新潟県三条市は22日、新型コロナウイルスのワクチン接種のコールセンターを開設した。新潟県内の市町村は同様のコールセンター開設を進めている。
三条市は総合福祉センターに36人体制のワクチン接種対策本部を設置し、15本の電話回線を引いてコールセンターを開設した。場所を含めコールセンターの業務をすべてアウトソーシングすることも検討したが、市民の個別の情報への問い合わせにも対応するため、オペレーターだけ人材派遣会社に依頼した。
87項目に及ぶ想定問答を作成し、事前にオペレーターの研修を行ってすぐに質問に答えられるよう、想定問答を読みこなした。想定問答は今後の相談内容を参考にしてアップデートしていく。
初日22日は14件の問い合わせがあり、副反応や接種を受けるべきか迷っている、あるいは接種のスケジュールに関する問い合わせや相談が多かった。
かかりつけ医が市外にある場合は、県央5市町村ではかかりつけ医のある市町村でワクチン接種を受けられるように調整を図っている。
三条市は4月中旬にワクチン接種クーポン券の発送を予定。その後はワクチン接種の予約もコールセンターで受け付ける。コールセンターは「0256-33-8780」。