24日、53歳で死去した五輪金メダリストの「平成の三四郎」こと柔道家、古賀稔彦さんは16年前の2005年9月、三条市を訪れて子どもたちに柔道の指導も行っている。
古賀さんは三条柔道倶楽部主催「災害復興祈念・2005年県下柔道大会」の招待選手と来条。その前日に柔道実技指導会を開き、古賀さんは市内外の小学生から高校生まで約230人に指導した。
当時、三条柔道倶楽部は県下柔道大会で毎年のように著名な柔道家を招待選手として迎えていた。当時の記事には、このときで古賀さんの招待は3回目と書いてある。
何回目の来条のときかはわからないが、当時の古賀さんのようすをぼんやりと覚えている。それほど背は高くなかったが、前から見るとやたらと体の幅が広く、イケメン。次々と鮮やかに対戦相手を投げる姿を印象的に覚えている。