5日、三条市内の住宅地にイノシシ1頭が出没。関係者の捕獲作業は実らず、イノシシは山へ戻って行った。
午前10時40分ごろ市民から月岡地内にイノシシがいると110番通報があった。三条市、三条署、地元猟友会などが現場へ向かい、捕獲作業を試みた。
イノシシは片口の白金団地から月岡小学校そばの会社の資材置き場、さらに五十嵐川を泳いで渡って対岸の西大崎1地内へ行き、下村工業裏 の田んぼでいったんは追い詰めたが、捕獲網を突き破って逃走した。
今度は三条商業高校裏手へ向かい、田島橋付近から再び五十嵐川を渡って対岸へ戻り、本成寺地区、西鱈田小学校そばから山手の長嶺へと向かって山の中へ戻って行き、関係者者は午後5時ころ解散した。
イノシシは体長約70センチの子どもで、えさを求めて平場へ出てきたと思われる。最近は同じ月岡地区や栄地区でイノシシが出没している。三条市教育委員会ではイノシシが出没した周辺の小中学校に児童生徒にイノシシに対する注意を呼びかけるよう求めた。