加茂川の上空をこいのぼりが泳ぐ「加茂川こいのぼり」の飾り付けが7日、行われた。昨年は新型コロナウイルス感染防止のため中止し、2年ぶりに復活した。
加茂川のこいのぼりは、加茂市民でつくる「加茂川に鯉のぼりを泳がす会」が主催。加茂川の大水害に左岸側の加茂駅から延びる商店街は発展したが、右岸側の商店街にも目を向けてほしいと1990年に加茂市新生商店街が取り組んだのが始まりだ。
毎年、大型連休にかけて市民の寄付や加茂市が購入した約500匹ものこいのぼりを両岸に渡したワイヤーに下げている。加茂市の春の風物詩として定着し、市外からも見物客を集める人気イベントになっている。 昨年は中止して代わりに加茂川こいのぼりの写真を募集し、ホームページで公開する「加茂川鯉のぼりWEBフォトコンテスト」を開いている。
加茂川のこいのぼりは、加茂市民でつくる「加茂川に鯉のぼりを泳がす会」が主催。1990年に加茂市新生商店街が取り組んだのが始まりで、「加茂川の大水害のあと、加茂駅から延びる大きい商店街は発展していったが、右岸側にある商店街にも目を向けてほしい」と企画した。
ワイヤーを両岸に通してそこに市民の寄付や加茂市が購入したこいのぼりを飾り付ける。春の風物詩として定着し、市外からも多くの見物客を集めている。 2年ぶりに復活のことしは、大型連休明けの5月10日まで。例年、河川敷からこいのぼりの尾をさわることができたが、ことしは感染防止のため手が届かないよう河川敷の上にはなるべく長いこいのぼりがかからないように設置。加茂市では基本的な感染対策に加え、こいのぼりの下での飲食などは控えるよう感染防止に協力を求めている。
また、ことしはこいのぼりの風景などの動画撮影やYouTubeでの公開を予定している。