新潟県燕市は、5月1日発行の広報紙「広報つばめ」に掲載する形で燕応援フェニックスクーポン券の第3弾を発行する。
市内403の登録店で、税込み1,000円につき500円の金券として使えるクーポン券。「広報つばめ」に8枚が印刷されて各世帯に1部ずつ配布され、8月31日まで利用できる。
新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けている市内飲食業や小売業、サービス業などを支援しようと昨年の「広報つばめ」の8月1日号で第1弾、12月1日号で第2弾と同様のクーポン券を発行した。
過去2回とも3万冊、クーポン券24万枚を発行し、利用率は第1弾65.8%(156,102枚)、第2弾73.8%(177,018枚)にのぼった。使われたクーポン券は合計1億6656万円となり、1000円の会計につきクーポン券1枚を使えるため、経済効果は少なくとも3億3312万円とはじく。
クーポン券の利用が多かったトップ3は、1位すし店、2位総菜店、3位ガソリンスタンド。店舗にも市民にも好評で、うらやむ市外の人も多かった。
4月17日から販売の予定だった「新潟県Go To Eatキャンペーン食事券」は感染拡大のため延期になったが、燕応援フェニックスクーポン券の登録店は飲食店以外の小売業やサービス業も多いこともあり、実施の是非を検討することはなかった。
登録店は前回より11減って15増えたが、7月末まで引き続き登録店を募集している。