新型コロナウイルスの全国的な感染拡大や緊急事態宣言の再発出を受けて新潟県燕市の夏まつりは、昨年に続いて中止が決まった。代わりに感染症の1日も早い収束を願い、医療従事者への応援の気持ちを込めた花火を打ち上げる。
27日開かれた燕市夏まつり連絡協議会で中止を決めた。夏まつりは市内3つの地区別で7月10、11日に飛燕夏まつりと分水まつり、16、17日に吉田まつり、18日に3地区合同の燕大花火大会の実施を予定していた。夏まつりに伴う臨時露店の出店も中止する。
代わりに行う花火の打ち上げは日程など詳しくは決まっていないが、「新型コロナウイルスの鎮静祈願」と「医療従事者への応援」をテーマとし、感染防止のため観覧場所を設けず、無観客で行い、打ち上げのようすをライブ配信する。
また、テーマに協賛する企業、団体、個人からのメッセージ花火を募集する。