新潟県三条市の県立三条高校とその前身の県立三条中学校の同窓会がことしも創立記念日の5月1日に午後6時半からジオワールド・ビップ(三条市旭町2)で開かれるが、新型コロナウイルス感染症に対応して初めてリアルな会場に加えてオンラインでも配信するハイブリッド開催する。
5月1日の同窓会総会とあわせて同窓会を開き、毎年150人から200人近い同窓生が参加している。昨年は新型コロナウイルス感染症で全国に緊急事態宣言が出されているさなかだったため、中止を余儀なくされた。
ことしも依然として感染拡大が続くなか、開催中止も検討されたが、同窓会長の野水重明会長やことしの代表幹事の佐野大輔さんらで実施方法を模索。会場の人数を制限して開催するだけでなく、往来の制限で会場に来られない東京や県外の支部の人からもオンラインで参加してもらうハイブリッド開催を決めた。
会場では総会後に例年行っている懇親会は行わず、アトラクションだけ行う。飲食は帰りに折箱弁当を持ち帰るなど感染症対策を徹底する。
オンライン配信については、第1部の総会はZOOMでの限定参加となり、第2部のアトラクションはより多くの人から見てもらえるようYouTubeでのライブ中継する。アトラクションは小島正芳元校長による「校歌に込められた意味について」の講演と、ことしの幹事学年を代表して燕市出身のフルート奏者、“笛人”本宮宏美さんの演奏を行う。
参加はオンラインで申し込むことができる。会場参加は会費6000円、オンライン参加は無料だが、今回の配信などの費用をまかなうために協力金2,000円付きのオンラインチケットも用意する。
三条高校は来年度で創立120周年。来年度以降の開催に向けて首都圏や関西圏は緊急事態宣言が出されて里帰りできない状況のなかで、三条高校の同窓生が地元を感じとれる取り組みとして、伝統のある三条高校同窓会が新しい生活様式に合わせて新たな一歩を踏み出す。参加申し込みは次のリンクから。