三条市のワクチン接種予約受け付け初日は約1万2800人分　自動音声ガイダンスもほぼ正常に稼働 (2021.5.7)

新潟県三条市は、6日午前9時に65歳以上を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを開始し、午後5時までに集団接種5,300人、個別接種7,500人の計約1万2800人分を受け付けた。

三条市総合福祉センターに開設されたコールセンターでの予約受け付け

65歳以上の集団接種を26日から行う。対象は約3万2000人で、そのうち8割に当たる2万5000人が接種を希望すると想定しており、予約受け付け開始初日ですでに想定の半分以上が予約を終わらせたことになる。

三条市では、予約受け付けをインターネット、自動音声ガイダンス、コールセンターの3つの方法で午前9時にいっせいにスタート。加えてパソコンやスマートフォンが不慣れな人のために市内地区公民館などでインターネット予約の代行も行った。予約方法別の予約数は詳しく調べないとわからない。

4日に自動音声ガイダンスに電話の殺到による障害が発生することがわかり、自動音声ガイダンスによる予約は、コールセンターを開設している午前9時から午後5時までを除くとしていたが、自動音声ガイダンスのサービスは停止できなかったため、結局、当初の予定通り午前9時に自動音声ガイダンスもスタートした。

自動音声ガイダンスでは予想された電話が途中で切れるトラブルが一部、発生したようだが、ほとんど問題なく予約を受け付けることができた。

インターネットによる予約はまったく問題が出なかった。コールセンターの予約は15本の電話回線は午後5時の終了まで休みなくつながっていた。

公民館での代行予約は968人だった。内訳は中央の259人を最多に嵐南191人、東174人、井栗101人、本成寺86人、下田74人、栄52人、大島31人だった。