市外在住の新型コロナウイルス感染者が新潟県三条市の鍛冶体験施設「三条鍛冶道場」(三条市元町)を利用したことがわかったことから、三条鍛冶道場は11、12日の2日間、休館して施設の消毒作業を行っている。
保健所の判断では、この感染者の濃厚接触者に該当する人はいないが、職員6人全員のPCR検査を行う。12日に検査結果がわかる見込みで、全員が陰性なら13日から再開する。
感染者は4日に三条鍛冶道場を利用し、包丁研ぎとペーパーナイフ製作を体験。三条鍛冶道場の嘱託員が指導した。
6日に発熱や頭痛の症状が現れたため、7日に医療機関を受診して9日に陽性とわかった。11日に感染者本人からの連絡で、三条鍛冶道場を利用していたことがわかった。