感染増加の三条市と燕市の市長がメッセージ (2021.5.14)

新型コロナウイルスの新規感染者が増加している三条市と燕市の両市長は12日、それぞれメッセージを出して市民により一層の感染防止の徹底、協力を呼びかけた。

三条市長がメッセージで示した三条市の感染状況の推移を示すグラフ

三条市の滝沢亮市長のメッセージは、三条市の感染状況をグラフで示した。3月10日以降の1週間ごとの三条市の感染者数は、直近の5月5日から11日までの11人。これは3月17日から23日までの14人に次いで2番目に多くなっている。5月5日から11日までの人口10万人当たりの感染者数は11.1人で、12日に特別警報が発令された長岡市に近づいている。

これらの状況から「このまま感染が続けば、三条市でもより強い措置が求められる」と懸念し、基本的な感染予防をあらためて徹底するよう求めた。

燕市の鈴木力市長のメッセージは、燕市で12日は新たに7人感染が確認され、5月に入って29人となり、新潟県内の市町村でも「非常に多い人数」との認識を示す。

県によると最近の県内の感染者の増加は、会社内でのランチや自宅での多人数の飲み会、バーベキュー、高齢者のマスクをはずしての茶のみのほか、職場の同僚や家族などから感染が広がった事例が要因であると伝え、家庭内や職場であらためて感染予防の徹底を求めた。

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