安全・安心・安価な美容医療の提供を目指す「さとう美容クリニック」(佐藤明男院長・新潟市中央区万代1-2-3)では、女性の美容医療だけでなく、男性の薄毛やEDの治療でも注目を集めている。
AGA(男性型脱毛症)の薄毛治療に関して佐藤院長は約25年の臨床経験があり、1万人以上もの症例をみている。日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」の作成にあたって県内で唯一、ガイドライン委員を務めた。
さとう美容クリニックでの薄毛治療は、内服治療が中心になる。男性ホルモンのテストステロンが薄毛の原因となるDHT(ジヒドロステロン)に変わるのを阻害する処方薬を使う。重症なら発毛作用のあるミノキシジルの併用も効果がある。
FAGA(女性型脱毛症)の治療は、第一選択がミノキシジル外用剤だが、DHT阻害剤が効く場合もある。
自家植毛術もある。AGAが進行しても後頭部の頭髪が影響を受けにくいことを利用した治療で、後頭部から毛包(毛根部分)を採取し、薄毛部に移植する方法だ。
さとう美容クリニックの内服薬にかかる費用は月に3,000円から8,000円ほど。植毛は「グラフト」と呼ばれる1株単位で800円で施術している。
佐藤院長によると治療を早く始めるほど薄毛改善の効果は大きくなる。薄毛の進行を7つのレベルで分類した「ノーウッドーハミルトンの分類」があり、4型までに内服治療を始めれば10年後には1段階、改善するという。
一方、薄毛と並んで男性が加齢とともに悩みが増すのがED。原因は器質性、心因性、混合性の3つに分類されるが、混合している場合がほとんど。治療薬としては1999年に日本で認可されたバイアグラをはじめレビトラ、シアリスがあり、作用や飲食、飲酒の可否など特徴がある。
価格はジェネリックで1錠1,000円から2,000円前後。佐藤院長によると40代から70代の中高年層が中心だが、最近は20代〜30代も増えていると言う。
心因性に起因する場合も多く、EDの原因を特定するのは難しい。佐藤院長は「ただ処方するだけでなく、EDの悩みや相談にのることができる。EDなのか、あるいはそうでないのかと悩んでいる人も多く、そこも含めてお話しできるので、ぜひ受診していただきたい」と話している。
さとう美容クリニックは、コープ野村万代(新潟市中央区万代1-2-3)2階にあり、新潟駅から歩いて5分。日曜、月曜、祝日は休診。診察は午前10時から午後1時までと、2時から6時まで。ただし土曜は午後5時まで。問い合わせは電話「025-241-7175」、または公式ホームページ「http://sac.clinic」から。
Facebookページ「さとう美容クリニック」、Instagram「【公式】さとう美容クリニック」、ブログ「さとう美容クリニックからのおたより 〜日常を添えて〜」も開設している。