新潟県燕市は24日から26日までの3日間、市役所で65歳以上を対象とした新型コロナウイルスワクチン集団接種の予約手続き補助を行っており、初日24日は963人を受け付けた。
燕市では4月19日からコールセンターとインターネットで集団接種の予約を受け付けているが、電話が殺到してコールセンターにつながらない、インターネットで予約できる環境がないといった声が多いことから、予約手続き補助を行うことにした。
予約手続き補助は特別なものではなく、市役所のつばめホールにパソコン11台を設置し、本人に代わって職員が予約手続きをパソコンで入力代行する。
午前8時半から午後5時まで受け付けたところ、午前4時には20人ほどが来庁するなど、希望者が殺到。受け付け開始のころには庁舎の外に数百人もの大行列が延々と続いた。
1時間100人の予約補助を想定し、8時間半で963人を受け付けた。午後5時に受け付けを終わっても約200人が予約手続きの補助を待っており、全員が終わるまでに7時ごろまでかかった。
燕市によると予約枠はまだ十分に残っているので、25日、26日も問題なく予約手続き補助を受けられると言う。2日間とも同じく午前8時半から午後5時まで受け付ける。