26日行われたプロ野球DeNA対オリックス戦で、ベイスターズの新潟県三条市出身内野手、知野直人選手(22)が一軍で初本塁打で初安打、初打点を記録した。奇しくも打たれたのはともに三条市・三条リトルシニアリーグに在籍した先輩、オリックスの燕市出身漆原大晟選手(24)だった。
9回裏に1号ソロ本塁打を放った #知野直人 選手??
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) May 26, 2021
「打ったのはストレートです。ヒットが出ていなかったので、初ヒットが本塁打という最高の結果となりうれしいです!」#baystars pic.twitter.com/jQY4iZGMDB
知野選手は8番遊撃手で出場。DeNAの4-14で迎えた9回裏、1死走者無しで2球目の直球を左翼席へたたきこみ、第1号ソロ本塁打がうれしいプロ初安打となった。この日の打席はこの1回だけ。今季の打率は通算9打数1安打で.111となった。
DeNAの公式ツイッターアカウント「横浜DeNAベイスターズ」の投稿で知野選手は「打ったのはストレートです。ヒットが出ていなかったので、初ヒットが本塁打という最高の結果となりうれしいです!」とコメント。本塁打をはなった動画も見ることができる。
知野選手は2017年に新潟アルビレックスBCに入団し、18年のドラフト会議でDeNAから6位指名で入団。今季からけがをした選手に代わって一軍に昇格した。漆原選手は新潟医療福祉大学を卒業し、18年にNPB育成ドラフト会議でオリックスが1巡目で指名し、育成選手として入団した。2020年に一軍公式デビューし、ことしは新守護神に任命されている。
三条リトルシニアリーグでは知野選手が16期生、漆原選手が14期生で、同時に在籍した時期がある。同じ年に隣り合う三条市と燕市の2人のプロ野球選手が誕生したことで当時の地元の大きな注目を集めた。