新潟県三条市の三条庁舎地下1階にある市役所食堂が6月21日、食堂「Chikasyoku CoCo(地下食 ココ)」としてオープンする。それまで市役所食堂で営業していた「ひめさゆり食堂」が昨年7月22日で閉店して以来、ほぼ1年ぶりの営業再開となる。
運営するのは、JAにいがた南蒲 農産物直売所「ただいまーと」(三条市福島新田)でテナント「Gelateria COCO(ジェラテリア ココ」を運営する株式会社SKM(佐久間康之社長・三条市荒町1)。三条市は市役所食堂の運営を公募し、2件の応募からSKMを選定した。
営業は平日の午前11時から午後2時まで。日替わりランチ、手作りカレー、麺類、パスタ、氷温熟成コーヒーなどを提供する。内装のリフォームにはあまり手をかけず、30席を用意。6人のスタッフでスタートする。
加えて午前10時から午後5時まで物販も行う。全国的なコンテストで惣菜の1位になった「あづみ家」(三条市荒町2)の「ゴージャ麩」やSNSで注目を集めた「燕三条鉄アイス」をはじめ、総菜、「ただいまーと」で扱う地元の採れたて野菜、果物、手作りジェラートなどを販売する。
「ひめさゆり食堂」では、光熱費全額を市が負担したが、今回は形を変えてほぼ光熱費をまかなえる年額50万円を上限に光熱費を補助する。オープンに先立って14日(月)から18日(金)までプレオープンする。