新潟県三条市は8日、三条市が65歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種の予約受け付けを始めた5月6日から約500人の対象者のインターネット予約代行サービスを行った三条タクシー株式会社(渡辺惣太代表取締役社長・新潟県三条市興野2)に滝沢三条市長名の礼状を贈って感謝した。
三条市はネット予約ができない人のために市内公民館など11カ所で予約代行を行い、予約初日だけで、1,500人もの利用があった。三条タクシーでも同様にネット予約を無料で代行するサービスを行い、初日は約300人の利用があった。三条タクシーから市民のもとへ出向いたこともあった。
8日は滝沢市長が三条タクシーを訪問して礼状を読み上げて渡辺社長に手渡した。渡辺社長は「まさかこんなにたくさんの人から来ていただくとは思わなかった」と言い、滝沢市長は「あと500人が来たらパンクになっていた」と感謝した。
渡辺社長のコロナ禍で「いいのか悪いのか、タクシーは暇なので」と言いながら「わたしにできることがあれば何でも言ってほしい」と協力を約束。滝沢市長は「忘新年会に間に合うように早めに接種をやっていきたい」と、接種率が上がってタクシーの利用が回復することを期待していた。