11日朝、新潟県弥彦村矢作地内のJR弥彦線の踏切で、列車と軽トラックがぶつかる事故があった。軽トラックの運転主と列車の乗客10人にけがはなかった。
弥彦駅発午前8時20分、2両編成の下り普通列車が、矢作駅から約1.4kmの泉谷石材工業角の四ツ谷第一踏切で軽トラックとぶつかった。列車は1両目が踏切内で止まり、軽トラックは列車の前部に接触したまま、右側を下にして横倒しになった。軽トラックの運転手は衝突前に脱出して無事だった。
運転していたのは近くの会社に勤務する80歳代の男性。踏切を渡ろうとしたところ、踏切内で軽トラックが止まり、バックギアに入れても動かなくなったと言う。
事故原因は燕署で捜査中。事故発生から弥彦線の弥彦ー吉田駅間は上下線の運転を見合わせた。