新潟県弥彦村・弥彦観光の拠点「おもてなし広場」のテナントとして12日、飲食店を展開する「よね蔵グループ」(本部・燕市笈ヶ島)のクリームソーダをメインとしたテイクアウト専門の和Café「弥彦うめもと屋」がオープンした。
クリームソーダは、めろん、ぶるーはわい、ぶどう、コーラ、いちご、れもん、コーヒーの7種類に夏限定のひまわりとラムネを加えた計9種類のラインナップでいずれも税込み520円。目玉は、けずりめろんソーダとけずりいちごソーダ。ソーダに佐渡でイチゴやおけさ柿を凍らせてから削った「フルーツカフェ」が人気だが、同様にそれぞれ凍らせてから削ったメロンとイチゴをトッピングする。
あわせてバニラアイス、ホイップクリーム、サクランボ、さらに弥彦のうさぎ伝説にちなみ、うさぎの頭をかどった食べる宝石「琥珀糖(こはくとう)」も飾る。いずれも税込み680円。来週にはカレーパン(280円)やフルーツなどをふんだんに使ったかき氷もメニューに加わる。
「よね蔵グループ」は居酒屋を中心に展開しているが、コロナ禍で大きな影響を受けるなか、ランチタイムとディナータイムの間の時間を活用した予約制会議用弁当の販売にも取り組んでいる。大正10年に越後与板の惣菜乾物「うめもと屋」として創業した当時の味を復刻している。
コロナ禍に対抗した取り組みの一環で4月29日にも新潟市中央区にかき氷専門店「氷うめもと屋」にオープンしており、それに次ぐ実験店が「弥彦うめもと屋」。営業は午前10時から午後3時まで。