月1回、三条市役所で市内の障害福祉サービス事業所が作る菓子や雑貨を販売する「虹のマルシェ」が23日、スタートした。
「虹のマルシェ」は毎月第4水曜の午前11時から午後3時まで三条庁舎1階玄関ホールに各事業所がブースを構えて出店する。参加しているのは、IWORKS、杉の子工房、きずな工房、いからし工房、ピュアハウス、すてっぷさくらの6事業所で、23日は6事業所すべてが出店。クッキー、ケーキ、野菜、石けんなどの雑貨を販売している。
午前11時に滝沢亮市長と参加事業所の利用者代表でテープカットを行って幕開き。さっそく市民が訪れて買い物していた。70代の女性4人で訪れたグループのひとりは「見ていて楽しく、おいしいものがいっぱいあった。みんなケーキとか袋の中いっぱいに買った。またあったら来たい」と話していた。
滝沢市長は、デザインされたトイレットペーパーや親用にとコーヒーなどを購入。「毎月、認知度が上がってもっともっと多くの人に足を運んでもらえるようにしたい」と願った。
並行して市では6月14日から三条庁舎市民ホールに各事業所の商品の常設の販売コーナーを開設。毎月、総合福祉センターで行われる乳幼児健診の日に会場でも販売している。
さらに障害者の就労支援のため、6月21日から市役所業務に障害者の職場実習の受け入れを行っており、この日のテープカットでもテープカットする人に白手袋やはさみを手渡す仕事を担当した。