新潟県弥彦村で25日、64歳以下を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。
25日は60歳以上64歳以下の村内490人を対象に弥彦体育館で村内を3地区に分けて午前、午後、夜間の3つの時間帯に振り分けて行っている。
午前は対象者200人のうち169人が接種を受け、接種率は84.5%。先に完了した95歳以上の接種率は90.6%だったが、それ以外の接種率はそれを下回ると見られていただけに、決して悪くない接種率だった。
午後2時からの午後の接種は、スタート前に入り口前で20人余りが行列して順番を待った。接種は3人の医師が行っているが、午前に続いて混雑することはなく、スムーズに振興していた。
混雑を回避するため、会場のようすをライブ配信する工夫も行っている。配信作業は委託せず職員が自前で行っており、混雑を避けられるように配慮している。同じ対象者の2回目のワクチン接種は、7月23日に弥彦体育館で同様に行う。
翌26日は基礎疾患のある489人、続いて27日は村運営職員145人を含む18歳以上59歳以下の527人を対象に1回目の接種を行う。
そのあとは7月2日に村運営に欠かせない職員など593人を対象に行い、職域接種を含む18歳以上59歳以下の1回目の接種を地域別に分けて3日、4日、10日、11日に合わせて2,245人を対象に行う。9日は燕市の小中学校教職員約500人を対象に1回目の接種を行う。