大規模接種を踏まえ燕市が集団接種を前倒し　7月中に全世帯に接種券発送　22〜16歳は夏休み中に1回目の接種 (2021.6.30)

新潟県燕市は、8月以降に地元の燕三条地場産業振興センターを会場に新潟県が新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を実施する見通しとなっていることもあり、ワクチン接種のスケジュールを前倒しで行うと6月30日、発表した。接種券は7月中に全世帯に送付を完了させ、22歳から16歳は、夏休み期間中に接種できるように先行して予約受付を開始する。

以前のスケジュールでは、「29歳以下」は9月中旬以降に接種券を発送し、10月中旬以降に1回目の集団接種の計画だった。新しいスケジュールでは、「22歳〜16歳」は就職活動や受験に支障がないよう、夏休みに合わせて「64歳〜60歳」と同じく7月5日に接種券を発送、12日に予約開始、7月下旬〜8月下旬に1回目の集団接種を行うことにした。

ほかには59歳〜40歳（約7600人）は7月16日に接種券を発送、21日に予約を開始。39歳〜23歳は21日に接種券を発送、26日に予約開始で、いずれも9月上旬〜10月中旬で1回目の集団接種を行う。

下が「広報つばめ」に掲載された接種スケジュール、上に新しいスケジュールのちらし

燕市はこれまで65歳以上の集団接種を行うなかで、先に接種スケジュールの計画を発表した時点より多くの接種ができ、ワクチンの供給も潤沢だったことに加え、県が燕三条地場産業振興センターにワクチン接種の県央会場の設置を進め、さらに早くワクチン接種ができる環境が整ったことから、前倒しした新たな接種スケジュールを設定した。

「広報つばめ」7月1日号には、以前の接種をスケジュールを掲載したが急きょ、新しいスケジュールのちらしを広報紙にはさんで配布し、スケジュールの変更を周知する。