7日から9日までの3日間、スノーピーク(山井梨沙社長・本社:新潟県三条市中野原)新潟本社「Headquarters」で初めて開かれている大規模総合展示会「LIFE EXPO 2021」の初日7日、山井社長と小泉進次郎環境相による「【未来】持続可能な未来社会の創造 いま私たちは何をすべきか」をテーマにフューチャーセッションが行われた。
小泉環境相はリモートで出演した。90年代のキャンプブームでは、国内のキャンプ人口は12%だったが、7%にまで現象。近年は微増が続いているが、全人口の1割は切っている状況を山井社長が示してから話を進めた。
小泉環境相は「間違いなく自然とふれ合う機会を求めている社会に変わってきつつある」とし、環境省は今回の国会で4本の法律を成立させ、うち1本が自然と関わる自然公園法の改正で、今まで自然の保護を一本足打法のようにやってきたが、今回は自然に加えて利活用を明確に位置付けたことから話し始めた。
スノーピークは2018年に環境省の国立公園のオフィシャルパートナーシップ企業に認定され、小泉環境相はスノーピークに「すごい期待をしている」、「ワーケーションに取り組む企業、取り組む国立公園を支援している」と話した。
国立公園と国定公園の違い、国定公園でのスノーピークの取り組み、小泉環境相自身のエコな取り組み、国内のSDGsの状況など環境問題を中心にトークが進んだ。
最後に小泉環境相は「きょう話したような社会が進んでいけば、間違いなく一人ひとりの可能性を選択しよう増やしていく未来をつくることにつながると思う。食品ロスとか、エネルギーロスとか、ファッションロスとかを減らしていって、一人ひとりのストレスを減らしていけるという、そんな持続可能な未来を描いているいうことが目的。ぜひきょうをきっかけに、どんな小さなことでもいいので、一人ひとりの皆さんの新しい行動につながることを期待をしている」と結んだ。