気象庁は14日、新潟県を含む北陸地方が梅雨明けしたと発表した。平年より9日、昨年より18日も早く、平年は北陸地方より早い。
また、四国、近畿、東海、関東甲信でまだ梅雨明けが発表されていないなかでの北陸地方の梅雨明け発表は珍しい。関東甲信より早かったのは2016年以来、近畿より早かったのは2001年以来。
ことしの北陸地方の梅雨入りは6月18日だったので、梅雨の期間は26日間。平年の42日間、昨年の51日間よりずっと短かった。梅雨の期間の降水量は307.5ミリだった。
14日の三条市は、明け方の最高気温は21.7度。朝から晴れて正午までの最高気温は29.6度と真夏日に迫る暑さになっている。この先1週間は新潟は晴れる予報で、予想最高気温は30度前後が続き、カラッと晴れた夏本番が到来する。
青空とヒマワリの花の黄のコントラストはまさに夏。梅雨の花のネムノキはすでに盛りを過ぎている。夏に多く飛ぶ真っ黒なハグロトンボも見かけるようになり、盛夏到来だ。