新潟県三条市の若手経営者や次期経営者が中心の異業種交流団体「 三条エコノミークラブ」(森山辰典会長・会員66人)は21日に開いた7月臨時総会で加藤克宏さん(38)=株式会社角利製作所・常務取締役=を次年度会長に決めた。
森山会長が加藤さんを推薦し、臨時総会で承認した。加藤さんは入会から10年目で監査役に就く。加藤さんはあいさつで、「ことしもまだ半年ある。しっかり監査役を務めあげ、次年度、皆さんからエコノミークラブを今まで以上に楽しんでいただけるような方針を立てて61年目の三条エコノミークラブを盛大に活動していきたい」と会員の協力を求めた。
例年はこのあと懇親会があるが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため中止し、代わりに森山会長から加藤さんに花束を贈呈した。任期は来年1月1日から1年間。
このほか、主にコロナ禍の影響に伴う2021年度の事業計画変更案と予算変更案を承認。ことしは創立60周年の大きな節目だが、6月に予定した60周年記念研修旅行を11月に延期し、10月に予定した60周年記念は12月に延期し、その祝賀会は中止した。
60周年を記念してOB会が支援金10万円をクラブに授与。新入会員の相場義泰さん(31)=相場商事株式会社・取締役=の紹介も行った。