新潟県三条市は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種で使用済みの注射器を誤って再度、ほかの人に打った事故で、関係者4人の感染症に対する血液検査を行った結果、全員が陰性だったと発表した。
16日、三条市内の高齢者介護施設で行われた新型コロナウイルスのワクチン接種で、施設で働く看護師が利用者の80代の女性に誤って使用済みの注射器を使ったが、すぐに間違いに気付いて抜いた。
血液検査を行ったのは、使用済みの注射器を使われた1人と、この使用済み注射器を先に使われた可能性のある直前に接種した3人。HIV、B型肝炎、C型肝炎の検査を行った結果、4人とも陰性だった。