東京五輪に出場するコソボの柔道選手団は21日、ホストタウンの新潟県三条市での事前合宿を終えて東京へ向かった。選手団は16日に三条市に入り、三条市体育文化会館で練習。21日は宿泊先の中小企業大学校三条校で三条市による激励セレモニーが行われた。
選手団は選手5人をはじめ7人。2019年の世界柔道選手権でもコソボの選手団は三条市で事前合宿を行い、過去最多の3つの銅メダルを獲得した。
自身も2回目の合宿参加だったドリトン・クカコーチは「三条市での合宿は自分たちの家のような感覚だった」と感謝し、「今回の五輪でも実力を発揮し、最高の良い結果を、メダルを国のために取りたい」と話した。