新潟県内のほんとんど小中学校が夏休みに入った4連休初日の22日、長岡市・山古志闘牛場で国の重要無形民俗文化財に指定されている「牛の角突き」が行われ、猛暑のなかで牛が角突き合って力を比べた。
ことしは5月から11月まで11場所を計画したが、長岡花火に合わせて8月2、3日の開催は長岡花火が中止になったために中止。この日はことし4回目の開催となった。
会場ではマスク着用、検温、ソーシャルディスタンスの確保など新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底。ただ、感染が再び拡大していることもあってか、座席は半分も埋まらなかった。
感染防止のためYouTubeで取り組みをライブ配信しているが、牛が頭をぶつけると大きな音が響き、その迫力は現場でなければ味わえない。
見物客の半分ほどが山古志の牛の角突きは初めての見学で、闘志あふれる戦いっぷりに驚き、大きな拍手を送ってたたえていた。次回開催は8月29日。