新潟県燕市で25日夜、中止になった燕市夏まつりに代えて、「新型コロナウイルスの鎮静祈願」と「大変な状況で頑張っているみなさんに感謝とエール」をテーマにしたシークレット花火「がんばろう!つばめ応援花火」が打ち上げられた。
燕市の花火大会と同じ市役所南側の田んぼを打ち上げ場所に、午後8時からテーマに賛同する10の企業・団体による5号玉か7号玉のメッセージ花火を打ち上げた。続いて次々とスターマインが打ち上げられ、約25分間の花火大会となった。
新型コロナウイルス感染防止のため、打ちあげ場所は7月17日から8月15日の間のいずれかの日として特定せず、打ち上げの30分前に市のホームページやTwitterで告知。観覧場所も設けず、YouTubeでもライブ配信した。
それでも打ち上げ場所周辺には花火見物の車が集まり、火が終わると周辺は車が数珠つなぎになるほどだった。打ち上げの間、暗闇のなかで歓声や拍手が響いていた。