9日は台風9号がら変わった温帯低気圧の影響で北陸地方はフェーン現象による猛暑となり、新潟県三条市では全国一の最高気温37.6度を観測した。
三条市は3日にも全国最高の39.1度を記録しており、それから6日で再び全国一となった。9日の2位は新潟県長岡市、3位は新潟県糸魚川市で、10位以上は新潟県7地点、石川県3地点だった。
三条市の9日明け方の最低気温は25.5度の熱帯夜。日中は雲が目立り、午前は小雨がぱらついたところもあった。毎正時の気温は午前9時に31.5度のから10時には28.6度に下がったが再び上昇に転じ、正午には32.9度、午後1時は35.6度にはね上がり、2時27分に最高の37.6度に達した。
台風9号から変わった温帯低気圧が10日は東北地方を通過する見込みで、広い範囲で強い風が吹く。10日の新潟の予報は雨時々やむで、予想最高気温は31度。