台風9号から変わった温帯低気圧の影響で新潟県内は9日夜遅くから風雨が強まり、三条市であh瞬間最大風速19.8メートルを記録。8月の三条市としては2012年8月6日の18.9メートルを上回る観測史上最高を記録した。
三条市では、未明の南寄りからしだいに西寄りに風向を変えて風が強まった。午後からしだいに風は収まったが、 市内の果樹畑ではモモなどの落果被害があった。強い風雨の影響で燕市の一部では停電も発生した。
降水量は午前4時までの1時間に7.0ミリを最高に午前0時から午後4時までに累計23.0ミリを観測した。
10日の三条市は最高気温28.0度にとどまり、7月26日以来2週間ぶりに30度に届かなかった。雨もあって明け方の最低気温は23.7度で、久しぶりに熱帯夜を免れた。