新潟県燕市は、15〜12歳の新型コロナワクチン接種の予約受付を9月4日に開始し、妊婦専用接種日を設ける。
市内中学生(15〜13歳)と市内小学6年生(12歳)のワクチン接種を市内小児科医での個別接種を基本に行う。予約は受験を控えた中学3年生から先行して9月4日(土)から受け付け、そのほかは9月9日(木)から受け付ける。
接種可能な医療機関は小児科5医院、ほか13医院の計18医院。9月以降に12歳になる人には、誕生日の翌月に接種券を発送する。
これによりワクチン接種を希望するすべての人が、おおむね10月中に接種を完了できる見込みとなった。
また、妊婦が早期に安心して接種できるよう、専用の接種日を設ける。妊婦専用の接種日は1時間当たり接種人数を減らし、ゆとりを持って接種できる。助産師と保健師が常駐し、安心して接種を受けられる。
妊婦専用の接種日は、1回目は中央公民館を会場に9月8日(水)、9日(木)、2回目は燕勤労者総合福祉センターを会場に9月29日(水)、30日(木)。市外に住民票があって出産のために一時的に市内に滞在している人も住所地外接種の届け出をすれば接種を受けられる。
燕市の8月29日までの接種率は、1回目が70.6%、2回目が44.0%で、10月3日までの接種予約済の人を加えると8割以上が10月末までに2回目の接種を完了する見込み。10月3日までの接種については予約枠に余裕があり、今後の予約状況によっては1回目の集団接種を10月3日で終了する場合があるため、接種を希望する人は早めの予約を呼びかけている。