インド製のED治療薬を無許可で販売目的で貯蔵した新潟県三条市に住む男が14日、逮捕された。
新潟県警の燕署と三条市、本部生活保安課は14日午前6時50分、「医薬品、医療金等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反」(医薬品の無許可販売目的貯蔵)の疑いで三条市荒町2、会社社長中原尚彦容疑者(59)を逮捕した。
中原容疑者は三条市上須頃地内で古物営業店を営み、6月24日、同店で医薬品の販売業などの許可を受けずに、医薬品成分のシルデナフィルなどを含有する錠剤など251錠を販売目的で貯蔵した。
錠剤はいずれもED治療薬としてインドで製造販売されている4種類。いずれも1粒で税込み1,000円、さらに4粒3,000円、10粒4,000円といった値札もあった。中原容疑者は販売目的で貯蔵したことを認めている。
貯蔵だけでなく販売していたとも見られるが、販売経路など詳しくは捜査中。また、中原容疑者は長岡市にも店舗をもつが、貯蔵していたのは三条市の店舗だけ。