株式会社スノーピーク(山井梨沙代表取締役社長・本社:新潟県三条市中野原)は15日、本社のある新潟県との間で「観光振興および地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。スノーピークが取り組む地方創生の一環で、地方自治体などとの包括連携協定締結は22例目。
連携項目は、観光と産業の振興、自然環境の保全や活用、地域の安全・ 安心、そのほかこれらの目的の達成に必要な事項。今後の連携事業は、自然資源・アウトドア拠点の活用、観光ファンド組成に向けた合弁会社設立、新潟県産農林水産物等活用での連携、防災対策と災害対応に関することなどを予定している。
新潟県は広大な自然公園や長く変化に富んだ海岸線をはじめ、多くの山やキャンプ場があり、豊かな自然に囲まれている。全国でもトップクラスの生産量を誇る米をはじめ、枝豆、草花、水産物などさまざまな農林水産物に恵まれている。
スノーピークは1958年、新潟県三条市で創業して以来、県や地域との連携を深めながら長年に渡り事業を展開している。包括連携協定を機に、新潟県の自然資源やアウトドア拠点、農林水産物などを活用する取り組みを推進し、さらなる活性化や県民サービスの向上に寄与する。
スノーピークは今後も自治体や地元企業との連携を深め、これまで培ってきたアウトドアの知見を生かして、地域活性化に貢献していく。より具体的な連携事業は次の通り。
1. 新潟県内の自然資源・アウトドア拠点の活用
2. 観光ファンド組成に向けた合弁会社設立
3. 新潟県産農林水産物等活用での連携
4. 防災対策及び災害対応に関すること