ことしのノーベル物理学賞が米プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎さん(90)に贈られることが決まり、大きな話題を集めているが、新潟県三条市・燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」では、7日から17日までノーベル賞授賞式の晩餐(ばんさん)会で使われている燕市で製造されているカトラリーを展示する。
このカトラリーは1918年(大正7)創業の百年企業、金属洋食器製造の山崎金属工業株式会社が製造。1991年からノーベル賞授賞式晩さん会で使われているのは、地元ではあまりにも有名だ。
ただし、ことし12月に行われる授賞式は新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて受賞者の居住国で行われるので、晩さん会も開かれないようだ。